第6回

ルゼンハイドの階級制度

ちょこっと解説

王の意向を覆すことができるオーバールール制度は、現国王であるヴァラの時代で発生したことはありません。
また、ロイアルガーディアンは王直属で騎士団の中では名誉騎士団員的なポジションであるため、本当の騎士団員ではないという意見もあります。

セレンハイド枢密院に入る(働く)人は自分の名前に「セレンハイド」を付けることができます。
・【名前】=【元の姓】=【セレンハイド】
・【名前】=【B※】=【セレンハイド】
※元の姓を伏せる場合はB(ブランカード(匿名))とすることもできます。
“セレンハイド本家の者と結婚する場合、血縁関係にない親はミドルネームの名字を保持しますが、生
まれてくる血繋がりの子供はセレンハイドの名字を受け継ぎます。”
なんらかの理由でルゼンハイド本家の人間が全員亡くなった場合、『記憶の祠』からパスダウンを引き継げる可能性が最も高いセレンハイドの者がルゼンハイドに改名し王の座に着任します。
『記憶の祠』とは国のパスダウン最後の砦。特殊なセディメントにパスダウン全ての記憶が保管されており、本家の王族が全員死亡したり等、直のパスダウンが不可能になった場合、分家の人間が引き継ぐことができるようになっているシステム。しかし、記録移転のチャンスは一度しかなく、これに失敗するとパスダウンは完全に終わりを告げることになります。

クラフターの専門職のエリートである「ティア3」の職業間に階級はありません。
昔は軍隊についている者のランクのほうが他の職より高かったですが、近年ではその傾向も薄れてきています。
大陸がやや平和になり、戦うよりも国に尽くせる職が求められるようになったたのが主な理由です。

ルゼンハイド一般市民の中には学生や、障害により仕事ができなくなった者等も含みます。